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「英語民間検定試験活用」令和6年度からに延期。英語学習の視点に変化は?

更新日:2019年11月7日



Hello, there!

How are you doing?



先日、文科大臣により突然

大学入試の「共通テスト」での

「英語民間検定試験活用の延期」

が公表されました。



これに対して思うところは

たくさんありますが、

このために準備をしてきた学校現場は

大変混乱をきたしています。



「何のためにスピーキングの

練習をしてきたのか?」

「今までが無駄だった」



そう思っている生徒や保護者、

学校関係者や塾関係者も

おられると思います。



しかし、

学習(教育の世界)には

「不易と流行」

というものがあります。



時代に左右されることなく

変わることのないものを「不易」



その時代に合わせて

変えることを「流行」



英語の訳読中心・文法中心による

会話力、英語力低迷の反省から

英語の学習における

「聴く」「話す」「読む」「書く」

という4技能の重要性は今や

普遍的な「不易」なのものになっています。



もし、今回の延長により

また学生のスピーキング力向上を

ないがしろにするような風潮に戻れば

国際化社会の中で

対等に渡り合えるために

学習指導要領で

”実践的コミュニケーション力”を

身につけることを第1に掲げ、

「聴く」「話す」スキル向上を

目指したことが

何の意味もなくなります。



そしてさらに、

このことを「ラッキー」とさえ感じ、

英語を話す学習をやめる人が

増えるのであれば、

日本はアジアの中でいつまでも

最下位近くから抜け出すことはなく、

”英語教育発展途上国”のまま

という状態から抜け出す時期は

さらに先延ばしになる

のではないでしょうか。



それは、

「英語が話せるのが当たり前」から

「英語が話せる人が重宝される」

という日本の社会状況が

まだまだ続くということです。



この延期によって、

受験システムまで変更した

日本英検協会は振り回された

形になりましたが、

英語検定試験で何級持っているかで

入試で加点されるシステムは

変わらないことになり、

より上の級の英検取得者が

有利な状況は依然続くと

容易に予想されます。



ヘイレックスは

入試でスピーキングテストがないから

英会話はレッスンでやらない、などと

”英語学習の本質”から

離れるようなことは

今後も一切ありません。



世の中の動向がどうであれ、

「英語を話せるようになる」

これは英語学習者にとって

一番難しいスキルですが、

世界と直接つながれる手段として

一番の”願い”だからです。



英会話が「習い事ランキング」で

いつも上位であることからも

その”願い”は普遍的なものである

ことがわかります。



ヘイレックスで直接関わってくるのは

「特別個人レッスン」

「個別&個人レッスン」

「レギュラーレッスン」ですが、

これまで通り国際舞台で通用する

”本物の英語力”を育成することを

やめることは決してありません。



それが、生徒さんの将来、

世の中で生き抜くのに役立つ”武器"、

大きな財産となるからです。



世の中は英語を道具として

使いこなせる人を求めています。



今回の延期についても、

あくまで実施方法に

難があったというだけで、

4技能向上を図ろうとする

教育の方向性が変わった

わけではありません。



令和6年以降、

スピーキングテストが大学入試で

当たり前になれば、

将来、社会人になった時に

”英語を話せる年下”と勝負をしながら

世の中を渡っていかなくては

ならなくなることを

忘れてはなりません。



今だけの状況を見て

一喜一憂するのではなく

将来社会で求められる

人間像を見据えて

着実に今のうちに”本物の英語力”を

身につけてほしいと願っています。



最後にもう一度言いますが、

ヘイレックスは

「スピーキングテストを受けなくて

よくなったからラッキー」

そのような内容のレッスンに

変わることは決してありません。



Good luck!




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