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1枚のティッシュペーパーに号泣した高校生




Hello, there!




今回はヘイレックスとは

関係のない高校での話。




高校では先日、

最後の授業が終了しました。




私は1年と2年の英語を

担当しています。




その1年生のあるクラスの

最後の授業でのこと。




教室へ入ると

ある生徒が黒板いっぱいに

「1年間ありがとう♡」

と書いていました。




そのようなことを

思ってくれていた

温かな気持ち、

それを形にできる彼女の姿が

嬉しくなりました。




私は授業中その文字を

残したまま、

それをよけるように

板書しました。




その生徒は英語が苦手で

なかなか授業に

集中できないので、

ずっとサポートが

必要な生徒でした。




授業終了1分前、

今日は最後の授業だからと

クシャクシャに折れた

1枚のティッシュを

私は彼女に渡しました。




すると、

その生徒は号泣し出しました。




そのティッシュは

トイレットペーパーの切れ端。




そこには鉛筆で

親しい友達の顔の絵と

「私の青春」と書かれて

ありました。




新学期が始まって間もない

昨年の4月、

ある日の授業中、

その生徒がトイレットペーパーに

落書きをしているのを発見。




それを私は没収したのです。




その時、

「私の青春だから捨てんでね」




そう言ったので、

単なるティッシュペーパーだけど

彼女にしてみたら何か

きっと意味のある事。




だから私は捨てられず、

とりあえずずっと持っていて

最後の授業で返してあげようと

決めていたのです。




それを実行したまでのことでした。




その生徒は自分が書いた

そのトイレットペーパーの

切れ端のことを

まだ覚えていました。




「まだ持っててくれたん」




彼女は人目もはばからず

ぼろぼろと泣き出しました。




「え...何で!? 泣くなやー」(笑)

私は未だに抜けない京都弁で

そう言いながら

授業終了の号令をして、

最後の授業を終えました。




丸めたらゴミになるような

ティッシュペーパーの切れ端。




でも、

人はそれぞれの思いの中で

生きています。




些細な「もの」にも

人の思いは詰まっています。




「もの」を大切にすることは

「人」を大切にすることに繋がると

私は教え子たちに教えてきました。







私は塾長という顔と

高校教師という顔を

合わせ持っています。




立場は違っても、

同じ「先生」として

英語を通してみなさんの

将来の自己実現のために

微力ながら直接貢献できる

今のこの時間が

とても貴重で幸せに感じます。




桜の春はもうそこまで来ています。





 
 
 

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